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アカデミア

就職活動をしないまま大学を卒業するという時に、

大学院進学の可能性を、ちょっとだけ考えた。

 

が、私は文献をたくさん読むのが苦手だし、

「文献を読んだかどうか」にこだわったり

マウンティングし合ったりしていそうな

人文系アカデミアの雰囲気が

苦手だな… と当時は思っちゃったので

院には進まなかった。

(今は、代表的な文献を読んだかどうかが

 共通の議論の土台を確認する意味でも重要なんだろうな、と理解している)

 

それから10年以上が経って、

友人と勉強会を開いたりした時に、

「研究には作法があり、その作法は院に進むことで得られる場合が多い」

ということを初めて知った。

 

当時の私は

「そういうの(大学院に行くことで得られる研究の作法)がある」という事実を、

そもそも知らなかったから

大学院に行くかどうかを、

なんとなくの印象でしか考えることが出来なかった。

 

そういうのがあるんだったら、言ってよ〜!と思うけど

まぁ知らなかったものは仕方がないので

(そして今から進学できるような経済的余裕はないので)

 

「独学大全」という本を借りて、

勉強の方法を勉強しようとしている。

www.diamond.co.jp

 

ちょっとずつで良いから、

勉強ができるようになりたいし

ゆくゆくは、ちゃんとしたものでなくても良いから、

自分なりの「研究」ができるようになりたい。

ベローチェ

カフェのチェーンの中でベローチェが一番好きなんだけど

近所に店舗が無いので、なかなか行くことができない。

 

行きたさが募って、Google mapで調べてみたら

自宅から一番近いベローチェへ行くには

電車だと乗り換えが少々面倒くさいけど、

徒歩なら1時間くらいで行けることが判明した。

 

そこで本日、歩いて最寄り(?)のベローチェまで、行ってきた。

15時に家を出て、住宅街の中をひたすら歩き、

16時過ぎに到着。

アイスコーヒーとミックスサンドをいただいて、

雨が降り始めたので電車で帰ってきた。

 

今日、私が訪れたベローチェ

郊外のやや高級な住宅地エリアの駅前にあり、

店内はマダム&オジサマ方で混み合っていて、大変賑やかだった。

 

ちょっとだけ、居心地が悪かった。

 

私が好きなのは、ビジネス街の中にあって

忙しそうな30~50代男女が黙々と食事や読書や作業をしている、

もっと殺伐としたベローチェなのかもしれない。

難読漢字

弓道を習い始めて、もうすぐ一年経つ。

弓道には専門用語がとにかく多くて、覚えるのが大変。

用語の中には、日常生活ではなかなか出会わないような

難しい漢字もあったりする。

4つ紹介します。

「ゆう」。

弓道にはお辞儀が2種類あって、

普通に腰を45度くらい傾けるのが「礼(れい)」で、

頭を10cmくらい動かす小さいお辞儀が「揖(ゆう)」。

「かけ」または「ゆがけ」。

指を3~4本だけ覆う形の、鹿革の手袋。

右手にはめる。

かっこいいアイテム。革なので値段も高い。

ja.wikipedia.org

これは別に難読というわけではないんだけど、

「はず」と読む。

矢の端っこの、弦にパチンと番える部分のこと。

問題は次で、

こっちも何故か「はず」と読む。

こちらの「はず」は、矢ではなく、

弓の端っこを意味する。

弓の下端が「本弭(もとはず)」で、

上の端を「末弭(うらはず)」と言うんだけど

一発で読めるわけがなく、聞き馴染みもないし

頭が混乱して、覚えるまでに時間がかかった。

今日は眼科に行って視力を測り直し、

コンタクトレンズの処方箋を書いてもらった。

 

確認のために渡された新しいコンタクトレンズを着けたまま帰宅し、

両目の視力1.2の状態で家の鏡を見たら、

顔中が細かな小皺だらけで

頬もなんだかゲッソリしていて、びっくりしちゃった。

 

「うわ!加齢!!」と思って怯んだが、

私は皮膚が極端に薄いので

きっと小皺が出来やすいだろうし、

顔の皮下脂肪も少ないので、

ある程度は仕方がないだろう。

 

本当は、首から上だけ太りたい。

 

顔がパンパンでツヤツヤの、

蒸したてのお饅頭みたいなおばさんに憧れている。

片噛み癖

私はアゴが歪んでおり、

その原因は

主に左側の歯で食べ物を噛む癖があるからではないか?

と思ったので、

食事の時になるべく右の歯で噛むように心がけているが、

これがなかなか難しい。

どういうわけか、左で噛んでしまいがち。

 

それで、気づいたことがある。

 

箸を用いて食事をする場合に、

右利きの人は、右手で箸を持つ。

そうすると、角度的に、

口内の左奥側に食べ物が投げ込まれがちなのでは?

 

つまり、右利きの人は左奥歯で噛みがちなのでは??

 

この仮定が真だとすると、

右利きの人の多くは左の咬筋だけが発達し、

噛み合わせがズレて、下アゴが少し左に寄るだろう。

 

…そんなことは無さそうだけど、どうなんだろう。

調べてないので、わかりません。

ゴムパッキン

「犬の口には ゴムパッキンが ついている」

という有名な詩(?)があるけど、その話ではなく

*1

 

夏のあいだ、毎日 水出しのお茶を飲んでいて

それに使っているHARIOのJUSIOというポットの

ゴムパッキンが劣化してきてしまった。

www.hario.com

それでどうなったかというと、

毎回、相当な馬鹿力を発揮しないと

蓋が開かないようになってしまったのだ。

 

朝、寝起きのぼんやりした状態で

お茶を飲みたい時に馬鹿力を発揮するのはとても難しいため、

早急に対処する必要がある。

 

そこで、替えのパッキンを注文しようと思ったら

HARIOの公式サイトか

楽天HARIO公式ショップでしか購入できず、

いずれも送料が550円かかることがわかった。

 

パッキン自体は、1つ330円。

 

悔しいので、パッキンを2つ買った。

これでまた、来年の夏にパッキンがダメになっても大丈夫だ。

 

 

*1:佐々木倫子の漫画「動物のお医者さん」で主人公のハムテルが子どもの頃に詠んだ詩。

セルフカット

3年間、一度も美容院に行っていない。

ショート〜ショートボブの髪型を、

セルフカットで維持している。

 

セルフカットの技術も少しずつ向上してきており、

それには「美容院に行きたくない気持ち」が強力なモチベーションとなっている。

 

美容院が苦手な理由は、いくつかある。

まず一つが「美容師との雑談がだるい」という、よくあるやつ。

 

そして二番目にして最大の理由が、

「美容院で切ってもらっても、納得できた試しがない」ということ。

 

正直、自分で切ったほうが可愛くなると今は思っている。

 

美容師に切ってもらうと、いらん「動き」を出されてしまったり

流行りの要素や、最悪の場合「女性らしさ」なんかを入れられてしまったりして、

どうも好みの感じにならない。

 

「安くないお金を出したというのに、思っていたのと違う髪型にされるって…何?」

と、どうしても思ってしまう。

私が自分の理想を的確に伝えられていないことが原因だろうけど、

「なりたい髪型を上手に伝えられるように頑張ろう!」といった努力も、

別にしなくて良いなら、したくない。

 

セルフカットであれば、多少失敗することはあっても

イメージの相違に基づく大事故なんかはまず起こらないので、安心できる。

 

とはいえ自分でやれることには限界があるので、

バキバキにイケてる髪型(?)には出来ないけれど

自分が理想とする髪型に近づけるようにあれこれ試行錯誤するのは楽しい。

 

それに、髪は身体の一部なので、

見ず知らずの他人に触らせること自体がそもそも、

私にとってはハードルが高かったのかもしれない。

 

セルフカットには、

「自分の身体は自分の物」という実感を高める効果も少しはあるような気がしている。

カラー

夕方、八百屋さんへ買い物に行くのに

ネイビーのシャツ × ピンクの短パン

という出立ちで歩いていたら、

途中の狭い道で

ピンクのシャツ × ネイビーのズボン

という組み合わせのおじさんと

すれ違う瞬間があった。

 

おじさんも一瞬だけこっちを見た気がしたが、

目が合いそうで合わなかったし、

別にスローモーションになったりもしなかった。

アルコール

キッチン用アルコール除菌スプレーを

テーブルやゴミ箱にシュシュッと吹きかけて

ティッシュで拭き取る時に

うっかり顔を近づけすぎると、

揮発するアルコールを思いきり吸い込み、咽せてしまう。

 

その時に吸った空気がウォッカみたいな味なので

あ、本当に中身はアルコールなんだな、と思う。

 

紫蘇

狭いベランダでトマト・バジル・紫蘇などを育てては楽しんでいるけれど

紫蘇だけが、毎年どうにもうまくいかない。

 

6月頃には元気に葉をどんどん付けて、収穫し放題になる。

が、少しずつ暑くなってくると、

たちまち元気がなくなって

チリチリの小さい葉しか出てこなくなり、

それらも虫の餌食になって…

今はもう、死にかけの状態だ。

 

花が咲いてしまうと葉が硬くなるというので

花が咲く前の段階でカットしたり、

大胆な剪定をしてみたり、日除けをしたり

色々やったけど、今年もダメだった。

 

 

夏まっ盛りの今こそ、

青々とした紫蘇の葉をムシャムシャ食べたいんだけどなぁ。