3年間、一度も美容院に行っていない。
ショート〜ショートボブの髪型を、
セルフカットで維持している。
セルフカットの技術も少しずつ向上してきており、
それには「美容院に行きたくない気持ち」が強力なモチベーションとなっている。
美容院が苦手な理由は、いくつかある。
まず一つが「美容師との雑談がだるい」という、よくあるやつ。
そして二番目にして最大の理由が、
「美容院で切ってもらっても、納得できた試しがない」ということ。
正直、自分で切ったほうが可愛くなると今は思っている。
美容師に切ってもらうと、いらん「動き」を出されてしまったり
流行りの要素や、最悪の場合「女性らしさ」なんかを入れられてしまったりして、
どうも好みの感じにならない。
「安くないお金を出したというのに、思っていたのと違う髪型にされるって…何?」
と、どうしても思ってしまう。
私が自分の理想を的確に伝えられていないことが原因だろうけど、
「なりたい髪型を上手に伝えられるように頑張ろう!」といった努力も、
別にしなくて良いなら、したくない。
セルフカットであれば、多少失敗することはあっても
イメージの相違に基づく大事故なんかはまず起こらないので、安心できる。
とはいえ自分でやれることには限界があるので、
バキバキにイケてる髪型(?)には出来ないけれど
自分が理想とする髪型に近づけるようにあれこれ試行錯誤するのは楽しい。
それに、髪は身体の一部なので、
見ず知らずの他人に触らせること自体がそもそも、
私にとってはハードルが高かったのかもしれない。
セルフカットには、
「自分の身体は自分の物」という実感を高める効果も少しはあるような気がしている。