弓道を習い始めて、もうすぐ一年経つ。
弓道には専門用語がとにかく多くて、覚えるのが大変。
用語の中には、日常生活ではなかなか出会わないような
難しい漢字もあったりする。
4つ紹介します。
揖
「ゆう」。
弓道にはお辞儀が2種類あって、
普通に腰を45度くらい傾けるのが「礼(れい)」で、
頭を10cmくらい動かす小さいお辞儀が「揖(ゆう)」。
弽
「かけ」または「ゆがけ」。
指を3~4本だけ覆う形の、鹿革の手袋。
右手にはめる。
かっこいいアイテム。革なので値段も高い。
筈
これは別に難読というわけではないんだけど、
「はず」と読む。
矢の端っこの、弦にパチンと番える部分のこと。
問題は次で、
弭
こっちも何故か「はず」と読む。
こちらの「はず」は、矢ではなく、
弓の端っこを意味する。
弓の下端が「本弭(もとはず)」で、
上の端を「末弭(うらはず)」と言うんだけど
一発で読めるわけがなく、聞き馴染みもないし
頭が混乱して、覚えるまでに時間がかかった。