昨日の夜はテレビの放映があったので当然だろうけど、
今日になってもまだ、みんな(※)『もののけ姫』の話をしていた。
(※みんな=私のTwitterのタイムラインのこと)
特にアシタカについて、あれこれ言う人が多かった。
アシタカという奴は〜〜これこれこういうところがある、
「だから嫌だ/怖い」、「でも(だからこそ)好き」、というふうに。
私はアシタカがどういうタイプの人なのかを
考えたこともなかったので、「へ〜」と思った。
物語の中のキャラクターについて、
どういう性格をしていて、
作品中に描かれていない時間ではどんな言動をとっていそうか、
想像を膨らませてみることを
あまりやったことがないし、やろうと思っても上手くできない。
(だから私はオタクになれない)
ちょっと話は変わるけど、
自己中心的な人物に対して
「自分が世界の主人公だとでも思っているんだろう」と
指摘するセリフを見聞きしたことが何度かある。
私は、世界に対して「自分」の比率がかなり高い、
つまり自己中心的な世界観で生きている自覚があるが、
かといって「自分が世界の主人公だ」と思っているかというと
それは全然ピンとこない。
人生を物語だとは思っていなくて、
自分のことを主人公どころか登場人物だとも思っていない気がする。
じゃぁ何なのかというと、しっくり来る例えは思い浮かばないが
一緒に住んでいる家族のことは「同じ檻で暮らす別の生き物」と思っているし、
たまに会う知人のことは「近隣エリアの別の檻にいる生き物」と思っている。
てことは、私の世界観って動物園なのか?
まだよくわからないので、引き続き考えることにする。