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老子

老子』(蜂屋邦夫訳注・岩波文庫)を読んでみている。

1章あたり1〜2ツイート分ぐらいの情報量で、第81章まであって、

章ごとにまず最初に現代語訳、次に訓読文、漢字オンリーの原文、細かな注、という順で載っている。

毎日少しずつ読むのに向いていると思う。

 

高校倫理とか世界史では “無為自然” という言葉と一緒に老荘思想のことを習うので、

なんか「自然最高⭐︎ そのままがいちばんだよ〜」みたいなゆるふわ思想をイメージしてたけど

今読んでいる限りだと全然そんな感じではなくて、

「面白い事とかスゴい事とかを一切やろうとするな、賢い奴も黙ってろ、全員で一生つまらん暮らしをしろ」みたいな、かなり極端なことを言っている気がする。(まだ14章までしか読んでないから違うかもしれないけど…)

何言ってるかわからない所もあるし、現代の感覚からすると「は?」と思うような箇所もありながらも、そこそこ面白いのでこれからも少しずつ読み進めるつもり。